Codex「28日間の改善」28日目は2回目の“貯めておけるリセット”——「Banked 2/2」で宣言が完走、最終成績は改善16回・リセット13回

Codex Day 28 コラム

OpenAIでCodexとChatGPTを率いるティボー・ソティオ(Thibault Sottiaux)氏の「28日間、毎日ひとつ明確な改善を出す。出せない日はフルリセット」という公開の約束が、28日目で最終日を迎えました。最終日は、前日に続いて“リセットの日”です。投稿は「Day 28/ Banked 2/2」のひと言だけで、27日目と同じく、各自のアカウントに「貯めておけるリセット」がもう1回分配られる形になりました。これで予告された2回分がそろい、宣言は28日間を走り切りました。この日の中身と、手元にそろったリセットの使い方、そして28日間の振り返りをまとめます。

宣言そのものは「毎日改善、できない日はフルリセット」宣言の解説記事、前日の27日目は1回目の“貯めておけるリセット”が配られた日の記事、仕組みの詳しい説明は3日目の記事で取り上げています。

28日目は「貯めておけるリセット」2回目

「Day 28/ Banked 2/2」の投稿は、日本時間11月2日午前8時27分ごろでした。米国西海岸では11月1日(日曜日)の午後3時27分ごろにあたります。

本文は「Day 28/ Banked 2/2」だけで、日本語にすると「28日目。(リセットを)貯めました。2回のうち2回目」といった意味です。27日目の「Banked 1/2」と対になる投稿で、改善の発表はありません。執筆時点で表示回数は約9万4,000回、いいねは2,000件、返信は400件を超えています。

なお、この日の公式の紹介動画は、XとYouTubeのどちらでも見当たりませんでした。OpenAI DevelopersやOpenAIの公式アカウントからも、28日目についての発表は出ていません。

2回分のリセットがそろった

貯めておけるリセットは、使う日を自分で選べる「回数券」のようなものです。全員の利用枠をその場で一斉に満タンに戻すのではなく、「満タンに戻す権利」を各自のアカウントに入れておき、好きなときに自分で使います。OpenAIのヘルプセンターによると、仕組みは次のとおりです。

  • 「設定」→「使用量(Usage)」で、使えるリセットがあるかと有効期限を確認できる。上限に達したときに、使うかどうか案内が出ることもある
  • 使うと、5時間ごとの枠と週ごとの枠の両方が回復し、週の切り替え日も変わる
  • 回復する枠がないときは消費されず、そのまま残る
  • 期限切れになったリセットは、復活や再発行ができない

27日目と28日目の両方を受け取っていれば、手元には2回分があるはずです。ただし、今回の分の対象プランや有効期限は、ソティオ氏の投稿では説明されていません。届くまでに時間差がある可能性もあるので、各自の「使用量」画面で、届いているかとそれぞれの期限を確かめておくのが確実です。

返信には「完走」へのさまざまな声

投稿への返信では、「ありがとう、これで新しいモデルが出たら使える」と歓迎する声や、「もったいなくて結局使わずにため込みそう」という声がある一方、「最終日は大きな発表があると思っていた」とがっかりする声も見られます。「もう一度28日間チャレンジを」という声や、ChatGPTとCodexの利用枠の扱いを気にする声も寄せられています。これらについて、ソティオ氏や公式からの説明はまだ出ていません。

28日間の最終成績——改善16回、リセット13回

28日目はリセットの日なので、28日間の最終成績は改善16回、リセット13回になりました(このシリーズでの数え方)。リセットのうち11回は全員の枠を一斉に戻す型、最後の2回は各自が好きなときに使える貯めておける型です。

項目28日間の最終成績
明確な改善の日16回
リセットの日13回(全員向けの一斉リセットが2・6・8・10・13・15・17・18・20・21・23日目の11回、貯めておける型が27・28日目の2回)
残りの日数0日(宣言は完走)

改善の中身を振り返ると、初日の「標準の応答速度を約50%高速化」、3日目のChatGPTへのGPT-6と「Intelligent UI」の導入、7日目のGPT-6.1 Solの扱える文章量(コンテキスト)の拡大、14日目のデスクトップアプリで過去のメッセージを編集できる機能などがありました。終盤も、22日目の新モデル、24日目のdotsへのメッセージ機能、25日目の利用枠の拡大、26日目のスマホでのアカウント切り替えと改善が続き、最後の2日間を貯めておけるリセットで締めくくりました。

ビジネス利用者にとっての意味

宣言が終わった今、手元のリセットを仕事に生かすなら、次の点を押さえておくとよさそうです。

  • まず「設定」→「使用量」で、リセットが何回分あるかと、それぞれの有効期限を確認する。期限が切れると取り戻せない
  • 効果が大きいのは枠が尽きかけたとき。締め切り前の大きな作業や、新しいモデルを試す日のためにとっておくのが基本
  • 使うと週の切り替え日も変わるので、2回分を続けて使うより、間をあけて使い分けるほうが無駄がない
  • チームで使っている場合は「誰が、いつ使うか」を共有しておく
  • 28日間の改善のうち、自分の仕事に関係するもの(速度、扱える文章量、スマホ対応など)を一度見直し、使い方に取り入れる

まとめ

Codexの「28日間、毎日改善かフルリセット」宣言は、日本時間11月2日午前8時27分ごろの「Day 28/ Banked 2/2」という投稿で最終日を迎え、2回目の貯めておけるリセットが配られました。前日の分と合わせて2回分を、各自が好きなときに使えます。対象プランや有効期限は公式には説明されていないため、自分の「使用量」画面で確認しておきましょう。28日間の最終成績は改善16回、リセット13回。AI共創広場では、この28日間を振り返る総まとめも検討しています。

参考リンク

この記事を書いた人
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毎日20時間以上AIの実践・研究に没頭するITエンジニア。20年以上にわたり、オンラインゲームや生活関連など幅広いジャンルのオウンドメディアで執筆・編集長を歴任。現在は上場企業グループの代表取締役を務め、複数の事業者団体で理事を兼務する経営者でもある。テクノロジーの最前線に身を置きつつ、地域の商店街や神社の運営にも深く携わるなど、地域活性化にも尽力。圧倒的な現場経験とITの専門知識、経営者の視点から、信頼性の高い有益な情報を発信している。
Olive株式会社 代表取締役

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