OpenAIでCodexとChatGPTを率いるティボー・ソティオ(Thibault Sottiaux)氏が続けている「28日間、毎日ひとつ明確な改善を出す。出せない日はフルリセット」という公開の約束は、27日目を迎えました。27日目は、前日に予告されていたとおり“リセットの日”です。ソティオ氏のXへの投稿は「Banked 1/2」のひと言だけ。全員の利用枠をその場で満タンに戻すのではなく、各自のアカウントに「貯めておけるリセット」を1回分入れる形です。「1/2」は、予告された2回のうちの1回目という意味と読めます。この日の中身と、手元に届いたリセットの上手な使い方を整理します。
宣言そのものは「毎日改善、できない日はフルリセット」宣言の解説記事、前日の26日目はスマホで複数アカウントを切り替えられるようになった日の記事、「貯めておけるリセット」の仕組みは3日目の記事で詳しく取り上げています。
27日目は「貯めておけるリセット」1回目
「Banked 1/2」の投稿は、日本時間11月1日午前9時43分ごろでした。米国西海岸では10月31日(土曜日)の午後5時43分ごろ、ハロウィーンの夕方にあたります。
本文は「Banked 1/2」だけで、日本語にすると「(リセットを)貯めました。2回のうち1回目」といった意味です。いつもの「Day 27/」という書き出しもなく、改善の発表はありません。執筆時点で表示回数は約70万回、返信は1,100件を超えています。
26日目の投稿でソティオ氏は「次の2日間はリセット……貯めてある(banked)……どう受け取るかはお任せします👀」と書いていました。今回の投稿で、その「貯めてある」は、利用者が自分で好きなときに使える型のリセットだったことがはっきりしました。なお、この日の公式の紹介動画は、XとYouTubeのどちらでも見当たりませんでした。OpenAI DevelopersやOpenAIの公式アカウントからも、27日目についての発表は出ていません。
「貯めておけるリセット」とは
イメージは、使う日を自分で選べる「回数券」です。全員向けのリセットが、その場で一斉に全員の利用枠を満タンに戻すのに対し、貯めておけるリセットは「満タンに戻す権利」を1回分、各自のアカウントに入れておくものです。3日目にも有料プラン向けに配られたことがあり、OpenAIのヘルプセンターは仕組みを次のように説明しています。
- アカウントに保存され、使うか期限が切れるまで残る1回限りのリセット。自分で適用する必要がある
- 「設定」→「使用量(Usage)」で、使えるリセットがあるかと有効期限を確認できる。上限に達したときに、使うかどうか案内が出ることもある
- 使うと、5時間ごとの枠と週ごとの枠の両方が回復し、週の切り替え日も変わる
- 回復する枠がないときは消費されず、そのまま残る
- 期限切れになったリセットは、復活や再発行ができない
今回配られた分の対象プランや有効期限は、ソティオ氏の投稿では触れられていません。返信には「もう届いた」という声がある一方で、「Plusだがまだ届いていない」という声もあり、順番に届いている可能性があります。各自の「使用量」画面で、届いているかと期限を確かめておくのが確実です。
返信には「いつ使うか」の声
投稿への返信では、「長い作業が上限にぶつかったときのために取っておく」「最終ボス戦の前の回復薬のように温存する」といった、使いどころを見極めようとする声が目立ちます。また、宣言が終わった後の29日目に何かあるのかを期待する声や、ChatGPTの通常の会話と仕事用の作業の利用枠の扱いについての質問も寄せられています。これらはソティオ氏の返答がまだなく、公式な説明は出ていません。
27日間の流れ——改善16回、リセット12回
27日目はリセットの日なので、改善は16回のまま、リセットは12回になりました。ただし27日目は、全員の枠を一斉に戻すこれまでのリセットとは違い、貯めておける型です。宣言は残り1日。28日目も予告どおりリセット(「2/2」)になれば、28日間の最終成績は改善16回、リセット13回になります。
| 項目 | 27日目終了時点 |
|---|---|
| 明確な改善の日 | 16回 |
| リセットの日 | 12回(全員向けの一斉リセットが2・6・8・10・13・15・17・18・20・21・23日目の11回、貯めておける型が27日目の1回) |
| 残りの日数 | 1日(28日目もリセットと予告) |
直近を見ると、22日目が新モデル、23日目がリセット、24日目がdotsへのメッセージ機能、25日目が利用枠の拡大、26日目がスマホでのアカウント切り替えと改善が続き、27日目で予告どおりのリセットに入りました。
ビジネス利用者にとっての意味
27日目の内容を仕事に生かすなら、次の点を押さえておくとよさそうです。
- まず「設定」→「使用量」で、リセットが届いているかと有効期限を確認する。期限が切れると取り戻せない
- 枠に余裕があるうちに使っても損はしない(回復する枠がなければ消費されない)が、効果が大きいのは枠が尽きかけたとき。締め切り前の大きな作業までとっておくのが基本
- 使うと週の切り替え日も変わるので、毎週決まった曜日に大きな作業をしているチームは、使う日を事前に決めておく
- 28日目にも2回目が届く予定。2回分が手元にそろう可能性もあるので、それぞれの期限を分けてメモしておく
- チームで使っている場合は「誰が、いつ使うか」を共有しておくと無駄がない
まとめ
Codexの「28日間、毎日改善かフルリセット」宣言の27日目は、日本時間11月1日午前9時43分ごろの「Banked 1/2」という短い投稿で、貯めておけるリセットが配られる“リセットの日”になりました。全員一斉ではなく、各自が好きなときに使える回数券型です。対象プランや有効期限は公式には説明されていないため、自分の「使用量」画面で確認しておきましょう。これで改善は16回、リセットは12回、残りは最終日の1日で、その28日目も2回目のリセットが予告されています。宣言の最終日も、引き続き追いかけます。
参考リンク
- X(@thsottiaux):Banked 1/2
- X(@thsottiaux):Day 26/ You can now easily switch between multiple accounts on mobile
- OpenAI Help Center:How banked Codex resets work
- AI共創広場:Codex「28日間の改善」26日目はスマホで複数アカウントを切り替え可能に——パソコン版も近日対応、残り2日は「リセット」を予告
- AI共創広場:Codex「28日間の改善」3日目はChatGPTにGPT-6と「Intelligent UI」——有料プランには貯めておけるリセットも
- AI共創広場:Codex「毎日改善、できない日はフルリセット」宣言——OpenAIが今後28日間の公開約束

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